TWINKLE NIGHT
(あるひとりのロマンティストの生誕)
(c) Mitsuko Komuro

ベルは奏でる パーティーズ・ソング
紳士淑女のさざめく ヴォイス
夢の手触り 楽しめば
踊る吐息が夜をちらかす

おどけて泣いた アナーキスト
隠れ家を捜している
息を潜めた コミュニスト
夜が明けるのをじっと待ってる

TWINKLE NIGHT 幾つもの扉
Empty Heart 叩き続けていた
TWINKLE NIGHT 君を捜さなくちゃ
Come and See 今夜中に

綺麗な夢とひきかえにして
取り戻すのさ Till tonight

君と分け合うはずだった
ツリーを飾る シャイニング・スター
まるで最後の カーテン・コール
涙を流す プリマドンナさ

眉をひそめた モラリスト
浮かれた街に首を振る
眉をすくめた リアリスト
誰も時間を気にしちゃいない

TWINKLE NIGHT 手をかざしてみても
Empty Heart 奇跡はもう起こらない

TWINKLE NIGHT 君を捜さなくちゃ
Come and See 今夜中に

キャンドル なんてなくてもいい
この手で君を Born Again

作詞 西門加里
作曲 小室哲哉


 ごめんなさい…。いきなり謝ってしまいます。この歌詞を書いた時の記憶が全くといっていいほどありませぬ…。まだこの頃って、TMの方向性はこれだっていうのがつかみきれてない頃だと思います。TMはリズム、メロが主体だから、言葉遊び的な作詞方法が最初は多かったかな。…うーん、記憶がよみがえらない(^^;;;  読んで見ると、後の「Kiss You」の歌詞(こちらはかなりテーマもノリも完成形に近いと思う)への布石みたいな感じ。
 メンバーともまだまだこの頃は気心が知れたってまでは行ってなかったと思います。3人も私も、どちらかというと人見知りだったし (今はかなり改善されたとは思うけど、やはり、付き合いは苦手なほう)、よく業界ノリの人たちがするように、「やあやあやあ」みたいに軽く合わせていくって感じでもなかった (それは今もできない)。未だにみんな 人見知りの部分は残していると思うし。時間かけて、お互いにちょっぴり警戒しつつ、少しずつ信頼を築いていくかなって時期だったのかも。
 私も今のような仲間意識はなかったから、とにかく、お仕事を受けて、なんとかそれに応えようってところで精一杯でありました。TMの個性に惹かれたからこそ、その後もずっと続けていく気持ちが生まれたんだと思います。 歌詞は自分でもまだ迷いを感じるところがあったなあとか思うけど、メロディはとても好き。

 

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