[772] 分岐点? 投稿者:BPY 投稿日:2001/05/28(Mon) 18:07:54
このたび教授から「来年卒業していったん就職しなさい令」が出ました(汗)ほんとは研究続けたいんですけど、「経済的なこともあるし、何より研究を豊かにする経験が足りないから、研究者になって食っていきたいなら、ここは我慢していったん社会に出なさい」と。
このまま博士号取っても仕事にありつける見込みが少ないとのことです。
政治の研究をしてるので、「公務員になって現場を見て来い!」と指導されて、公務員試験の勉強をしています。
はじめは研究と両方やってたんですが、先生が「そんなんで間に合うの?」と心配されて、今は研究を禁止されています。
公務員の勉強に集中してるんですけど、やっぱ不本意なことをしてるという気分が拭い去れなくて気が乗りません。
長い目で考えたら先生の言うことが正しいのは分かってるんですけども…
今まで幸運にも受験に関してはストレートで来てるので、2、3年の回り道なんてどうってことないとも思うんですが、やはりそのまま研究続けられるものならそうしたいという気持ちがあってしんどいです。
周りの人はいつものように研究してる中、僕だけ違うことしてるってのが…研究室にもいづらいし、「なんで大学院まで来て、公務員の勉強してるんやろ?」と思うと自己嫌悪になります。
あと1ヶ月で公務員試験があって、それさえ終わればとりあえずまた研究に戻れるんですけど、この1ヶ月は全く研究できないので耐え切れません。
とりあえず、どうあがいても来年の今ごろは研究室にはいないことが確定です。
将来博士課程の編入試験を受けるときまでに、先生の言う「経験」とやらを果たして身に付けることができるのか、それが何なのかすら分からず、ただただため息ばっか出ます。
とりあえず集中してる公務員試験すらも、昨日の模擬試験は話にならない点数…(最低6割が合格ラインのところを4割しか取れませんでした)
やはり厳しい試験ですし、あと1ヶ月でどうにかなるようなものでもなさそうですし。
おそらく僕の人生最大の分岐点なんですが、できれば皆さんの意見聞かせてください。


Takashi > 違う大学院に生きましょう。 (2001/05/28(Mon) 19:21:37)
みのり > 確実に言えることは、自らが問題意識を持っていなければ、たとえその環境の中に入っても学べるものは少ないです。取りこぼします。公務員の現場を見ることは間違いではありません。しかし、その中での経験を十二分に吸収し、生かそうと思えば、まずその当事者であるBPYさんの気持ちが大切です。
私なら我が道を行きます。たとえそれが不本意な結果に終わったとしても、私には後悔はないし、その結果があるからこそ、改めて別の道を見つめ直すことができるのですから。そして、自分の進むべき道がわかる。
人生は研究と同じく、試行錯誤を繰り返しながら切り開いて行くもの。きれいに生きようとしてはいけません。いい子になってはいけません。「自分はどういうことがやりたくて、その為に何がしたいのか。だから今後はどういう風に生きていきたいのか。」ということを明確にして教授にも伝えるべきです。そうやって偉大な成功者達は、自らの信念を貫き、研究の行き詰まりを乗り越え、新しいものを生み出してきたのです。
自分の研究において、次に何を吸収する事が必要なのか、それを主体的に考えましょう。そして調べましょう。
それでも尚、BPYさんの信念や想いを汲み取ってもらえないようであれば、そのような教授の元にはいる必要はありません。 (2001/05/28(Mon) 20:02:34)
カッツ > 勉強なんて全くしてない私が一生懸命頑張ってる方に言える立場ではないかもしれませんがその分普通に就職した方より社会経験は色々してきました。興味のあることに対して研究が続けられるのはBPYさんにとって、とっても大切な事だと思います。でもやはり何らかの形で結果や答えを導き出す時にその人の社会的経験や知識が必要になってくると思います。色々な経験を踏まえた上で出た答えは自分の身に付き役立つときが必ず訪れます。考え方は人それぞれですが何事も経験からと言うように先ず一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?時間はかかったとしてもその間に経験した事は必ず自分の成長に繋がると思いますよ。なんか勝手な意見を書いて役には立たないかもしれませんが一人の意見として聞いて頂けたらと思います。 (2001/05/28(Mon) 20:34:11)
みのり > まず、その教授の意図することが何なのか、それをBPYさんの中で明確にできていませんよね。頭でわかってはいるんだけど、自分にとってどういう広がりを持たせてくれるものなのか、ビジョンが見えてないというか…。私が思うに、「このまま博士号取っても仕事にありつける見込みが少ない」ことは、教授にとって、第一の目的ではないように思えます。
政治システムは、法律と言う形で施行されるわけですが、それが今、うまく機能していませんよね。それは何故だと思いますか?何故、公務員は規制法でがんじがらめにされているにもかかわらず汚職が減らないのか?それは単なるモラルの問題だけだろうか。そこには根深い駆け引きや政治圧力はないのだろうか。何故、震災やその他の突発的な問題が起こったときに、行政や政府の対応は遅いのでしょう。つまり、機動力がない。法的には、迅速に処置できるような法律があったのに、何故村山政権はそれを施行しなかったのか?(阪神・淡路大震災)外務省のお役人は、田中真紀子氏に外務省の人事決定権が法律で認められているのも関わらず、何故「人事に口を挟むな」と真紀子氏に詰め寄ったのか。法律を無視した独断的なやり方が外務省にあったからではないのですか?この度、市役所の窓口に立つ職員の言葉使いが変わりましたね。市民に対する対応の仕方が変わった。これには、市民の行政手続を迅速かつ丁寧に進めていく上で大きなメリットがありました。職員には機動力・奉仕精神、市民には安心とわかり易さを生み出すことができた。そこには、決して紙の上では分かり得ない政治運営・行政運営の”現実”があり、目を逸らさずメスを入れたから変わったんですよね。
学問は、一部の人間の所有物ではない。そこで生み出された学問は、必ず、市民へと還元されなければ学問の意味はないわけです。つまり、民衆に還元できない学問、真実の政治から見出だされていない学問は、学問に値しないのです。教授が言いたかったのは、そういうことではないでしょうか。BPYさんは、公務員になることを単なる”仕事”と捕らえているかもしれない。もしくは、「公務員になりたかったわけじゃないのに…」とうつむいているかもしれない。しかし、それは違います。公務員での仕事も、立派な”研究”です。
それでももし、「いや、自分はまだやりたくない。」「自分はこれがしたい。」というのであれば、我が道を行けばいい。ただ漠然と嫌なだけであるなら、カッツさんの言われたように、まず経験してみればどうでしょう。食わず嫌いはもったいないかもよ。 (2001/05/28(Mon) 22:25:37)
URD > 公務員と聞くとURDも苦い経験があります。高校の時に進路で市役所の公務員になりたいと言って、会社勤めを進める進路の先生の反対を押し切り、一人で勝手に資料集めをしてお願いして、願書を取り寄せてもらって願書を提出したのですが、その先生が願書を出し忘れたという理由で、無理矢理、普通の行きたくもない会社に就職させられました。その時は、無茶苦茶に腹がたって腹がたって、本当に一発入れに行きましたが....今、実際に何故そんなに公務員になりたかったんだろう__って考えてしまうことがあります。そしていくつもの職業と企業を渡り歩くようになったのですが、その一つ一つ全てが無駄であるとは思いません。なぜなら、人間が生まれて死んでゆく間に起きる全ての出来事のうち一つでも無駄だったというなら、人間は無駄だらけの動物と相成るわけできっと(もし進化という過程があるなら)その厳しい生存競争に生き残れなかったと思う。だから「無駄」と決め付けてしまう前に踏み出してみる「勇気」を持って前に見えない前へと進んでみることをお勧めします。ちなみに、URDは逆に「学が足りねぇ〜」と思い今から大学入りなおそうか真剣に考えてたりします。だからという訳ではないですが、一度社会というものを知って、そのときに出た答えに従ってみるのも一つの手かもしれませんよ。それに、多くの一般企業では、さらに勉強させて大きな戦力にしようというプログラムもあるので、そういうものを利用してステップアップしていく方法もあるし、自分の心持次第だけど、その研究を続けたい!と真から思うなら、それと同じ事をしている会社を探し出してそこへ就職するという方法もあります。世の中には奇特な人がいるもので、その技術研究を続けたい!と思って探した企業が台湾にあって中国語も喋れないのに必死で頼み込んでその企業に入れてもらった人も身近にいます。真似しろとまでは言いませんが、文面を見ているとそれぐらいの情熱を持っていると思いますよ。>BPYどのっ
また、社会に出ることで、社会にしかない厳しさや優しさに触れることで「人間」としての成長を見ることができるかもしれません。わりに厭な部分ばかり見えちゃうんだけどねぇ....困ったもんだ。
#しかし、長文書くの好きだなーー>自分 (2001/05/28(Mon) 23:57:04)
コスコス > 20歳の自分が言うのもどうかとは思うんですが…。自分も昨日、試験がありました。公認会計士2次試験(短答式)なんですけど。今年は試し受験だったので、場の雰囲気を味わう・実際の試験を経験してみるって言うのが目的だったんですが、現場に行ってみてその考えが変わりました。(実際にお世話になってる講師の方に会場で会って、ハッパをかけられたってのもあるんですけど)やっぱり人生を賭けて、数年間という時間をかけて試験に備えてきた受験生もいるわけで、その努力の全てが反映される、反映できないとまた1年間努力を続けなければいけない…っていう人が大勢受験するんです。だから、専門学校のカリキュラムが1年残ってる段階でも、自分も出来ないのを覚悟で合格目指して頑張りました。結果は目に見えているんですけど。BPYさんはどうですか?中途半端な気持ちで公務員試験を受けるのは、その試験のために必死になって、それこそどうしても合格するために、相当の時間を費やして受験勉強をしてきてる人に対して、失礼にあたるかもしれません。結果論ではあるかもしれないですけど、BPYさんが公務員試験に受かった場合に、誰が1人が落ちてしまうわけです。実力が足りないと言えばそれで済む話ですけど、そのためにもう1回受験をせざるを得ない人もいるんじゃないでしょうか。中途半端ってよくないですよ。受験するなら、必死になってやらないと。やりたくないなら、やらなければいいじゃないですか。やりたくてもやれない人ってたくさんいますよ。公務員試験を受けたくても、財政的な問題で就職しないといけない人。大学院で研究したくても事情があって出来ない人…。それでも、どうしてもやりたい人は、その状況から何とかして頑張るんじゃないですか?自分の行ってる専門学校でも、実際に会社を辞めて受験勉強に専念してる人がいます。その人は、お父様が亡くなってるそうで財政的に相当大変でも、会社を辞めました。そういう人もいるんです。もし、BPYさんが周りの環境に恵まれてて、自分がどうするか選べる状況なら、やりたいことをやればいいんじゃないですか?もちろんBPYさんの状況が、それだけじゃないっていうのはわかりますけど。 (2001/05/29(Tue) 00:49:13)
コスコス > とにかく、何事にも中途半端ってよくないですよ。やりたくないことでも、「やる」って決めたなら、集中して真剣にやらないと。「やりたくないことをいやいや中途半端にやる」っていうのは、人間には精神的にとても辛いことだと思いますよ。 (2001/05/29(Tue) 00:51:40)
コスコス > …と、随分と偉そうなことを長々と書いてしまいましたけど。しかも見づらい…。ゴメンナサイね。もっと、いろいろな情報を集めてみるといいのかもしれません。公務員が実際に何をしているのかとか、現場レベルのことを。 (2001/05/29(Tue) 00:53:08)
ミッコロ > …な、長い…。みんな真剣に語っているみたいで、良い事です。うんうん。でも私は今、読む時間が今ない(汗)読んでも、勉学のことらしいので、何も言えないっすけど…。後でじっくり読むね。みんな、いっぱい悩んで大きくなろう(違) (2001/05/29(Tue) 01:47:30)
は〜す > 失敗も成功も、主張したことも妥協したと思うことも、無駄なことなんて一つもなかったよね… と思えるといいね。たとえどんな選択をするにしても、あなたが今する選択が、いろんなプロセスを通って、あなたにとって最善のものとなりますように!よかったのか…よくなかったのか… う〜んと後になってしか分からないこともあるし。例え選択まずった…と思ったとしても、思いがあれば…また別の道が始まるだろうし…。何を選択しても、そこから始まることへのあなたの関わり方次第では…。ふんばれぇ〜〜〜!\*^0^*/ (2001/05/29(Tue) 06:35:47)
花ちゃん > 世間に出たほうがいいよ。経験も研究のうち。世間をしらない者に政治を語られたくないと私とかは思います。 (2001/05/29(Tue) 10:22:14)
麻生瞳 > う・・・皆長い・・・そんでもってみんなやさしい・・・ごめんね。BPYさん。皆と全然違って私は心底優しくないんだ。悪いけど君が目の前にいたらギブスのはまったこの足で蹴り飛ばしてやりたい。ってくらい。公務員、そんなにやりたくないならやらないで。中途半端な人は迷惑だし、納税者としては超ド級の大迷惑。長いスパンで見りゃいいことかもしれないし、個人の自由だし、あなたの人生&研究だから別にどうこう言うことじゃないかもしれないけど、2〜3年経験積むだけのために税金使おうなんて・・・財政が逼迫してる今言われても、「ああそう、頑張って!」とは口が裂けても心の狭い私は言えない。君が思ってる以上にしんどい仕事だし、2〜3年で実像の掴める仕事なんてどこにもない。それを2〜3年の回り道って言ってしまう君の姿勢にびっくりする。そりゃ君にしたら不本意かもしれない。政治を志す君にしたら公務員なんてと思ってるかもしれないけど、その公務員に支えられて仕事が出来てるんじゃないの?政治屋は。多分君のその認識不足、配慮不足を正したいという思いもあるんじゃない?その教授は。厳しすぎるかもしれないけど、あっしはそう思うよ。あっしの目から見たら国会で空論戦わせてる議員も、町役所で書類に埋もれながら必死になって仕事してるおっちゃんも、どっちも同じ公僕。一度夜に県庁に行ってごらん。晩御飯も食べる暇なく頑張ってる職員が大勢いるよ。それを見て、それでも今と同じことを言えるなら、君は素晴らしいと思う。(何度か読み直したけど、これで書き込む。ごめんね) (2001/05/29(Tue) 11:01:42)
むつ > たまには、ボク珍が登場しそうにないスレッドに書き込みしよっかな…(すぐボケまくるので)…そうだな〜教授の発言を好意的に見たとしてたぶんBPYちゃんの二、三手先が見えてこないからじゃないかなぁ。研究はしてるけど最終的に、どうなりたいの?ってトコが。公務員ってとこは基本的に収入も安定してるし時間もほぼ定まってるから空いた時間を研究なりこれからどう進むべきかを模索したりするのに使えるとの配慮だと思うけど。ボクは公務員といえど仕事をキッチリこなしてする分には問題ないと考える。変に人道主義語ってさもカッコいいこという人に限って口だけで何も為さない、大したことないっての多いから。最低限のことをやればいいんじゃないかなぁ。ただし、最低限のことさえもいいカゲンだとしたら、公務員だろうが何だろうがすべきじゃないね。人様がかな〜りイタイ思いをするからね。あら。今日は少々辛口むっちゃん(当社比30%増量)だったかしらねぇ〜?何にしろ方針を多少たててから動いたほうがいいかもね。 (2001/05/29(Tue) 16:58:55)
むつ > ちょい、補足。研究の先が何か見えてるんだったら、自分のやりたいことやった方がいいとは思うけど。 (2001/05/29(Tue) 17:11:11)
カッツ > ちなみにここでいろんな人のいろんな意見を聞く(読む)のも一つの経験になってると思いますよ。年代も幅広いし(変な意味に取らないでね)それぞれいろんな経験をされてる方がこうして一つの掲示板を介して交流をする。いい経験だと思いませんか?経験って言葉だと難しいですけど普通に生活しているだけでもいろんな経験をしてるんですよ。その時に聞いた事や思った事なんかが自分の中で経験として積み重ねられていくんです。今一度自分と周囲を見つめてみるってのはどうでしょう?もしかしたらBPYさんの考えがどこか一方に偏ってるのかもよ? (2001/05/29(Tue) 21:24:31)
ようごん > ちなみに私は公務員。公務員と一口に言っても中央省庁だって警察だって郵便屋さんだって公立学校の先生だって同じ公務員。そして役所でも大きな区役所と村役場では仕事の内容は全く異なるだろうしね。勿論配属先によっても。イベント担当とかになったら公務員といえど慢性的に土日出勤・・・収入は安定しているけどその分周りから見られているというか何というか・・・ニュース一つ見るにしてもとっても疲れる時もしばしば。悪いことする人ばかりじゃあないのよ!と叫びたくなるわ(笑)政治学系(違ってたらごめん)の研究室って“現場”って言ったら公務員なのかなあ。研究に役立つような政治が学べる公務員ってそうないと思うのだけど・・・まあ社会に出たらどの企業でも大変でし。研究室とは全く違う異世界であることは間違いなし!そして今になって思うのだけど、大学の教授陣って結構社会を知らない人多いわ。ああ何たる毒舌・・・あくまで私の経験上です。ごめんなさい・・・でもまあ自分のやりたいことができるのは幸せなことだわ。本当にやりたい事を考えてみてはどうかしら☆ (2001/05/29(Tue) 22:31:42)
BPY > 様々な意見ありがとうございます。スペースに限りがあるので、僕の置かれてる状況を説明しきれないですが、はっきりしていることは、最終的には「研究者」になりたいということです。経験が足りないというのは、経済的問題で海外での経験が少なく、語学力の不足など様々な障害があるということのようです。実際、このまま上に上がっても、経済的にやっていく余裕はありませんし、どこかで頭打ちになるのは目に見えています。だから、お金をため留学してから戻るということまで真剣に考えています。大学院の講座は想像以上に政治的で、先生の意向にある程度沿って研究を行わないと、進路にかかわる問題となります。うちは5年一貫制で、2年で修論を出せば無試験で博士課程に上がれるのです。他の学生さんたちはそのまま上がっていくでしょう。そんな中で一人、こういう立場におかれることは非常につらいです。しかし、先生の意向に逆らい続ければ、それは叶わないこととなります。そういう構造に問題があると言われればそれまでですが、そこはそういうとこなのです。それでも僕は今いる研究室にこだわりがあります。社会に出ることを勧める先生のことを心から尊敬していますし、この研究室に入れてよかったと本気で思っています。他の大学院に行くなら行くなら行ってもいいけどとは言われましたが、先生の言葉もあり将来のことを考え研究室での客観的な状況や何より自分の希望はこの研究室にあるということから考えても、一度社会に出て経済的にも人間的にも成長してこないとだめだとは思うのです。今まで「できるものならそのまま上がらせてほしい」と言ってはきましたが、先生の意向にこれ以上むやみに逆らうこともできません。自分では苦渋の決断をしています。麻生さんのような厳しい意見もあり、結果として公務員の仕事が一時しのぎのようなことになるのは最悪だと思います。でも公務員になればなったで必死でやる覚悟ですし、そのへんの意志は硬いです。ただ今は、将来のことを先走って考えてしまい、「社会に出るのは一時的だ」と自分を無理やり納得させるような変な方向になってしまっています。「社会をなめるな」とお思いの方も大勢いらっしゃると思いますが、軽い気持ちで考えているわけではありません。そこはわかっていただきたいです。 (2001/05/29(Tue) 22:49:39)
PUCHiKO > 日々を生活と趣味のために、ダラダラ生きていくことを望んで今の生活に甘んじている私が大したことを言えるわけじゃないんですけど、私にしてみればBPYさんって甘い人だなあと思ってしまうの。BPYさんは恵まれていると思いますよ。今ご自身が悩んでいることって贅沢且つ、真剣な公務員&公務員を目指す皆様にとっては迷惑なことだと思います。そんな甘っちょろい考えの人に中小企業に勤める私の少ない給料から差し引かれる税金(直接的じゃないのは、まあご理解くださいませ)を使われたくはないです。キツイこと言ってるのは百も承知。でも世の中そんなに甘くないんだよ。それでもやりたいことが出来るんなら、やればいいんじゃないですか?自分の人生なんですから、答えを出すのは貴方自身です。もっと社会を知った方が貴方の為だとは思いますけどね。…ああ、口が悪いわ。優しくなれないのね、私(笑)ごめんなさいね、こんなカキコで(苦) (2001/05/29(Tue) 22:56:09)
PUCHiKO > あらら、先にBPYさんのカキコが。軽い気持ちではないことは分かりました。だったらご自身を甘やかさないで、どんな道を選んでも後悔しない気持ちでやりたいことをすればいいじゃないですか?(あー、書き逃げ) (2001/05/29(Tue) 23:02:14)
は〜す > 公務員になること… 研究者になること… が到達点じゃないですよねぇ。公務員になって何をするのか?研究者になって何がしたいのか?なぜ研究者になりたいのか?なぜ研究を続けたいのか?何になるかよりも、それを通して何を実現したいのか?のが大事ですよねぇ。でもこのスレッドの中ではBPYさんの「なぜ?」が見えてこないところに、私を含め、レスを書き込む人々のジレンマがあるかも…。何かを選択するってエネルギー入りますよね…。でも毎日、無数の選択をしながら生きているんだよね…わたしたち…。そしてそれに責任があるのは他でもない自分自身だよね…。社会的な生き物である以上、自分自身への責任と社会への責任と…両方担っているよね…。やっぱり、ふんばってぇ〜!と言ってしまうな… 私は…。システムに負けるな〜! (2001/05/29(Tue) 23:55:13)
コスコス > BPYさんのカキコ読みました。おいらの勉強してる「原価計算」の中のいわゆる「意思決定」ってヤツですね(原価についてじゃないですけど(^^;)。自分で何をしたいかが見えてるんじゃないですか。研究者になりたいんでしょ?で、「研究者になるため」(目的)に現在上がっている、選択肢は「社会に出る」か「研究室に残って研究を続ける」でしょ。BPYさんが研究者を目指すために採用すべき1番の利潤最大(この場合は最短&確実ってことかな)の選択肢はどれですか?制約条件としては、BPYさんがおっしゃっている「経験不足」、「経済面」、「大学院の制度」というものがありますけど。「大学院の制度」はBPYさんの独力では変えようがないものだと思うので、埋没(=無関連、この場合はどういう方法を選ぶにしても制約になってしまう、どうしようもない=考慮外ってこと)です。で、考えなきゃいけない制約が「経験不足」と「経済面」。さて、とりあえずぼちぼちに書き込まれている情報を元に、客観的なかたちで条件を並べるとこうなります。もちろん、意思決定をするにあたって客観的な損得だけで何事も決めるわけではなく、主観的な考えも入れて考慮することになりますけど。最終的に意思決定をするのはBPYさんです。どういう意思決定をされますか? (2001/05/29(Tue) 23:56:58)
コスコス > ただ、カキコで気になったのが「うちは5年一貫制で、2年で修論を出せば無試験で博士課程に上がれるのです。他の学生さんたちはそのまま上がっていくでしょう。そんな中で一人、こういう立場におかれることは非常につらいです。」という部分です。確かにそういう焦りがあるというのは充分にわかるんですけど…(自分が付属推薦を使って大学に進学した理由の1つに浪人したくないってのもあったので)。「研究者になりたい」っていうこだわりと「周りに置いていかれたくない」というこだわり、どっちだが大事かって事ですよね。うだうだと変に自分を納得させると中途半端な納得で終わりますよ。どういう意思決定をなさるにしても、「これが自分の夢を叶える最善策なんだ」って割りきって、どんなことでも中途半端じゃなくて全力でぶつかっていく方が最終的には効率的だと思いますよ。自分もこの生活に飛び込む前に「自分はこの生活について行けるのか、合格できるのか」ってすごく不安で悩んで、いろんな人に相談して、なかなか前に進めませんでしたけど、最終的に自分の夢を実現させるのには、飛び込まなきゃいけないからって、とりあえず飛び込んじゃいました…(苦笑)。あえて自分を追い込んでみたっていうか、分岐点でなかなか1歩を踏み出せない自分を後ろから蹴飛ばしたというか…。んま、何事もやってみなければわからないですし、やらない限り結果は出ないわけですから。変なところで悩むくらいだったら、迷ってる自分の背中を思いっきり蹴飛ばして、1歩前に突き出してあげましょう。かえって割りきれる事もありますよ。 (2001/05/30(Wed) 00:13:43)
みのり > 医学生の世界にもあるんですよ。そういう派閥。どの教官に付けば出世コースで、担当教官に従わないと単位もらえなかったり、卒業させてもらえなかったりとかね…。政治学の世界にもありましたか…「白い巨塔」が…(笑)メスを入れなきゃいけないところは、どうやら教育機関にもありそうですね。
今のPBYさんの書き込みを見る限り、働かなければいけないことは確か。自分より先に人が前へ行ってしまうことに悔しさを感じているように思われますが?そして、そんな自分に屈辱を感じる。だから、働かなきゃいけないのは分かっているけれど、負けたくないから研究したい。違いますか?早く、教授・助教授になりたいですしね。私はそれを、大学生の時に味わいました。友達はどんどん大学を出、厚生省や私の働きたかった県庁・省庁へと進路を決める。ところが自分はと言えば、経済的な問題のために、朝から晩まで、大学を中退して働いていました。悔しかったですよ。とっても。夢で魘されたり…ノイローゼになるかと思いましたよ。(笑)でも、社会に出てよかった。大学や大学院での研究室では学べないことを、私は企業で働く事によって、たくさんのものを学びました。勉強も独学で続けてます。だから、同じ討論の席に着けば、先に出世した友達よりも斬新な視点で、現在の日本社会を語れる自信はあります。
今でも、大学に入りなおして、政策科学だけは極めたいと思っています。好きだから。(笑)
さて、どうしましょうかね〜。私の知ってる人では、東大の大学院にいた人だったら、企業の企画するプロジェクトに入って、企業からお金をもらって食い繋いだ大学院生もいたし、あと、一番経済的にも楽なのが予備校の講師。
会社辞めて歯科医目指して大学に入った人も予備校の講師をやって、かなり学費や生活費で悩む…ってことはなかったみたいです。ただし、これは教え方が上手くないとそこまで給与は上がりませんから、気合入れてやらないといけませんけどね…。(^^;;;
大学院生というのは、どこぞの金持ちでない限り、みんな貧乏です。(爆)その東大大学院の頭のキレる研究生も、カップラーメンすすってましたよ。(笑)「今やってるプロジェクトは企業のプロジェクトじゃないから、お金入んないんですよね…。かといって、このプロジェクトやってる限りは、予備校の先生もできないし…。でも、まあ、好きだからいいんですけどね…。」って笑いながら。バブルの時代に。(核爆)たぶん、その時やってたプロジェクトは、行政と大学が組んでたやつで、丁度誘われちゃったらしいんだよね…。(爆)
腹を決めることだね。人には人それぞれの道がある。人と同じであることが必ずしも自分の為になっていないこともある。人生はサバイバルだからね。不利な条件が来た時にタフに戦えるやつが、人以上になれるんだよ。それを今こうしてPBYさんに言えるようになったってことは、私も少し成長したのかな?(笑)まあ、頑張って。 (2001/05/30(Wed) 00:32:56)


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