[1590] 2003年9月11日(木)の出席簿 投稿者:ノースフィールド 投稿日:2003/09/10(Wed) 23:51:27
今日は中秋の名月、そしてアメリカ同時多発テロから2年になります。
お月様をめでつつも、忘れてはいけないことがあります。

お題は「今、思うこと。」
お月さんや世界情勢以外でも、あなたが思っていることを書いて下さい。
私が思うのは、「どこへいくんだろう。」
これからの見通しの立たない自分、町を歩いている人々、この国を含めた世界の国々。
今の自分には途方もなく、大きすぎるものばかりです。

次の日直は、タイムスタンプ秒の下一桁に「1」の入った方、お願いします。立候補も可です。

しりとりは「月はどっちに出ている」で「る」。


九幻夜騎 > NYに関しては、他の事件と違って「まだ2年しか経ってなかったんだ」という感覚があります。今思うこと…う〜ん…「来年の今頃、おいらはどうしてるんだろう」かな。「ルビーモレノと岸谷ゴロベエ」で「え」(ゴロベエって、分かるかな?)。 (2003/09/11(Thu) 00:05:40)
さんぽ > さんぽには、なぜアメリカ同時多発テロがあったのかよくわかりません。
テロリストにはテロリストの言い分があるのかもしれませんが、
そんな事、絶対許されない事だと思います。
テロをなくす決定的な方法はないのかもしれません。
ただ、さんぽにできるのは自分のしなければならない事を一生懸命して、
テロや戦争のない世の中になるよう思い続ける事だけです。
とりあえず今日は寝よう。「SF(少し不思議)」で「ぎ」。 (2003/09/11(Thu) 01:11:34)
cando > あのテロからもう二年、まだ二年。捉え方は人それぞれだと思う。テロリストは大量の人を無差別に殺すことで一体何を世界に伝えたかったのか。もしかしたら彼らが主張する事は正論かもしれないし、正義なのかもしれないが、正義の名の下に、彼らはあとどれだけの血を大地にしみこませれば満足するのか。そして、そうして押し通した正義に果たしてどれだけの価値があるというのか。また、もう一方を見ると、被害者はテロを戦争開始の正当な理由にして今日も侵略を続け、「これは正義のための戦いだ」と声高に叫び、そして正義の名の元に自国ではなく、他国において多くの血が流される。もう正義の名の下に暴力を正当化するのはやめてほしい。どんなに言葉を変えても、どんなにそれを正当化したとしても、暴力はただの暴力に過ぎない。そして暴力によって押し通された正義には何の価値もないのだということに、早く気が付くべきだと思います。これ以上正義が都合よく扱われないことを祈ります。 (2003/09/11(Thu) 07:52:52)
麻生瞳@お久しぶりです > 前から不思議に思ってるんです。キリスト教徒の多い欧米。キリストは汝の敵を愛せと言ったはず。どうして愛せないんだ?どうして愛す努力をしないで力に頼ろうとするんだ?愛とは受け入れ許す行為ではないのか?仏は滅私の心を説き続けた。どうしてキリスト教徒とイスラムの戦いが根底にある争いに滅私の心でもって仲介役を引き受けないんだ?
前から不思議に思ってるんです。一人前っていつになったらなれるの?社会人にならないと半人前、結婚しないと半人前、子供を産まないと半人前、子供をきっちり教育監督出来ないと半人前、子供が成人して何か起こすと親が半人前だから・・・じゃ、いつになったら一人前なんでしょう? (2003/09/11(Thu) 09:56:23)
cando > 支離滅裂でわかりにくいと思うのですが・・・。日本というのは特殊な国であって、正月には初詣に出かけ、クリスマスにはキリストの生誕を祝い、大晦日に除夜の鐘を打ちに寺に参拝する。神・仏に限らずいろいろなことを受け入れ、取り入れていく多角的な感覚を持っている稀有な民族だと思います。だから神父・僧侶・神主・・・色々種類はありますが、神仏に使える人間の意見を差別することなく聞くことができるし、受け入れることができる。でもそういう国家は非常にまれです。唯一キリストの教えのみ、モハメッドの教えのみ・仏陀の教えのみを信じるものにとって、ほかの教えを受け入れることはなかなかできないことですし、その教えを説く人間の言葉に耳を貸す事も難しい。(だからといってあきらめろというわけではないですけど。各宗派・宗教の相互理解の可能性を探るために世界宗教者会議というものが開かれているわけですし、そのホストになっているのは比叡山延暦寺。つまり日本仏教です。)おそらくお互いがお互いを受け入れ、協調していくには時間が必要なんだと思います。お互いを受け入れることができていなければ、滅私の心をもってしても仲介役にはなりえない。イスラム教・キリスト教の有力者がそれぞれの国家元首に平和解決の道を進むことを働きかけて行くことも必要だと思うのですが、結局のところ、今宗教というのは自国の主張の正当性を裏付けるためだけに持ち出されているような気がしてならんのです。それが歯がゆい。何もできない自分、どうすればいいのかわからない自分が歯がゆいです。 (2003/09/11(Thu) 11:18:53)
ちーこ > 生まれてこなければ良かったなどと思わせない世の中にしなくてはならないな、と思う。 (2003/09/11(Thu) 12:59:36)
麻生瞳@お久しぶりです > なんか宗教トピになりそうですが・・・延暦寺での宗教サミットの事は存じております。一つの取り組みだと思って評価はしています。私も在家ですが仏に仕えようと、今だ勉強中の身です。経典に関する文献も読んでいます。が、仏陀のみの教えを信じるものでも、仏陀は相手を許す提婆達多の経典もあるんです。だからもっと仏教国が動いてもいいと思ってるんです。
自国利益の為に宗教が利用されるのは昔からです。十字軍然り、先の大戦然り。でも,昔は其れを覆すだけの宗教人の姿があり、又生活に密着していた。今は完全に生活から離れ、己の理念を形にする為に政治に手を出し、派閥争いをし、己が身を飾る事に時間を裂いている。
candoさんが歯がゆいと思う事は無いと思います。仏と真摯に向かい合う時間が多くあるんですから自分の動きを仏の動きに,仏の思いを自分の思いに、原点に返り滅私の心、大慈大悲を人に捧げられるようになる事です。一人でもそういう心を持つ人が多く出たら、もしかしたら仲介役が出来るかもしれません。私も微力ながら朝夕のお勤め時に仏様に向かい、己が身を使い何が出来るか知恵を授けてくださいとのお願いをこの2年しております。今だ何が出来るかは分かりませんが。 (2003/09/11(Thu) 13:00:37)
こひぃー > ・・・ちーこさんに似てますが、たまに「産んで良かったのかしら。大人になってから恨まれるんじゃなかろうか。」と思うことがしょっちゅうです。なんか先行き暗いです。 (2003/09/11(Thu) 22:21:47)
しん > 「憎しみの連鎖に、まずは巻き込まれないこと」っていうところかなぁ・・・。自分にできることを、一歩ずつやっていきたいと思う今日この頃。 (2003/09/11(Thu) 22:53:28)
こひぃー > ・・・カキコが矛盾してた。「たまに」なの「しょっちゅう」なのどっち?と考えると「たまに」です。息子はかわいいけど・・・。 (2003/09/12(Fri) 00:11:24)
さんぽ > <九幻夜騎さん
来年のはなしするとオニが笑いますよ。(笑)
ホントまだ2年しか経ってないんですよね、
わたしにとっても長い2年間でした。
<candoさん
やっぱり日本はいい国だ!candoさんがんばって世界を救ってください。
<麻生瞳さん
キリスト教の人だって平和を願っているとおもいますよ。
ただテロをなくすために、やもえず戦争をするのではないのでしょうか?
きっと皆で世界が平和になるように願っていれば平和な世の中になるはずさ。
来年はいい年になりますように!(なんでだよ!) (2003/09/12(Fri) 00:25:13)
カルボナーラLUCE@仕事ちう > >ただテロをなくすために、やもえず戦争をするのではないのでしょうか?
「やられたらやり返す」じゃ何の解決にもなりませんよ。むしろ、歴史を繰り返すだけです。まして、力(権力者)が力(戦力)に物を言わせてるようじゃ…>さんぽさん (2003/09/12(Fri) 10:20:15)
さんぽ > わたしも暴力での解決が必ずしも正しいとおもいません。
ただテロを犯罪と考えるなら、他に解決の方法がないと考えます。
それにアメリカにはキリスト教徒以外の人も住んでるはずです。
>カルボナーラLUCEさん (2003/09/12(Fri) 20:15:57)
h-hiroshi > ぼくは、麻生瞳さんの意見に賛成です。汝の敵を愛せと言う教えが、
あるならキリスト教徒も本来の教えに立ち戻り、他国のことをもっと
思いやることが必要だと思います。 (2003/09/12(Fri) 20:36:31)
かわかんと > >テロを犯罪と考えるなら、他に解決の方法がないと考えます。
犯罪にはすべて戦争で解決すればいいということなら立ち小便してるだけでミサイル打ち込まれそうですな。(爆)<さんぽさん
他に解決の方法がないと言うのはあらゆる事を考えて考えて、考え尽くして出た答えではないでしょう。それに、なぜあんな事件が起こったか、その原因を考えたことがありますか?簡単に”戦争しかない”と言うということは自分のまわりに自国や他国の軍隊がきて財産や生命の危険にさらされることも認めているということが分っていますか?海の向こうで起っている事だからと、簡単に考えていませんか?本当に重要で必要なのは他の国とうまくやっていくことなのです。日本で言えば外務省がいろいろな国といい関係を築いていくことです、決してアメリカには盲従するとかXX国に対しては強硬な態度に出るなどということではなく、主張すべきことは主張し、譲るべきは譲り、いい関係をあらゆる国と結ぶという理想を目指すべきなのです。アメリカの様に、自国の利益になりそうなところは国連を無視し出しゃばり、またしてもうまく処理できないと分ると国連を使い同盟国から金を無心するような事をしていてはテロを絶対解決することはできません。それにアメリカはアフリカでツチ族とフツ族が内乱で殺し合いをして300万人も虐殺が起っていても利益にならないから何もしませんよね。
キリスト教だから・・・というのも全く期待できることではないと思います。現にカソリックとプロテスタントで殺し合いをしているアイルランドの問題もありますし、キリスト教の亜流も世界にたくさんあり、ただの集金組織になっているのもありますね。それにイスラム教でも一日に一度は善行をしなさい、とか貧しい者には施しをしなさい、といった助け合いの精神が流れています。それなのに争いが無くならないわけをきちんと考えた方がよいと思います。
そして、自分の国がまともになるように一人一人がよく考えて選挙に行くべきだと思います。 (2003/09/13(Sat) 00:42:41)
こあら > 深く納得。<関東さん (2003/09/13(Sat) 01:01:19)
cando > やはり問題は、「お互いがお互いを尊重し、認め合う」と言う精神に欠けている国家元首が国を治めていることなのでしょうか。
和を尊び、主義主張は違えど互いを認め合える関係、これが作れたならどんなにすばらしいことか。こういうことは個人で考えたところでどうにもならない。世界を救うのは、個人ではなく、そこに生きるすべての命の役目だと自分は考えます。願うことも大事。願いがなければ何も始まらないから。でも願うだけではなく、どうすれば良いのか、考え、行動しなければ何も始まらないし、何も変わらない。
だから一緒にどうすれば世界が平和になるのか、そのためにどんな行動をとることが正しいのかを考えましょ、さんぽさん。「願いはかなう。」この言葉は願うだけでなく、行動することが前提となる言葉だと思うのです。 (2003/09/13(Sat) 01:20:33)
さんぽ > 深く納得。<candoさん (2003/09/13(Sat) 15:06:08)
花ちゃん > なんか、体調崩したのかなぁ?気持ち悪いです。健康ってやっぱりありがたい。 (2003/09/14(Sun) 15:05:50)
さんぽ > ↑関係なくない?もしかして私の事!酷いわ。 (2003/09/14(Sun) 16:21:03)
管理人A > うーん、深読みし過ぎでは?>さんぽさん もう少し、心を落ち着かせて… (2003/09/14(Sun) 19:36:00)
さんぽ > ごめんなさい。また管理人Aさんにご迷惑かけてしまって、いつも思い込みで行動してしまうので反省してます。 (2003/09/14(Sun) 20:28:34)
花ちゃん > すんません。さんぽさんの書き込み、全く関係なく、(というか、みんなの書き込みちゃんと読む気力すら無いのさ)自分で体調壊したんです。誤解させてごめんよぉ(T_T) (2003/09/14(Sun) 22:22:19)
コスコス > 今までの内容的に場違いかなぁ…。阪神の優勝(ぼそっ) (2003/09/14(Sun) 22:41:46)
むつ > 。。。素直に。。。大好きなあのひとと、ずっといっしょにいたい。夢を叶えたい。しあわせになりたい。 (2003/09/14(Sun) 23:19:35)
ミッコロ > 一番悲惨なのは内戦にあけくれてちゃんとした政治体制を作れない国の人たち。民族が違うから争い、宗派が違うからと争い、いつまでもいつまでもそれが続く。国連も手を引いてしまったソマリアなど見ていると途方に暮れる気持ちしかない。援助物資を巡ってゲリラが同じ国の人を殺してるのでは…。その国の人たちがまず民族が違うとかそういうことで殺しあうのをやめて国として秩序を築こうとひとつの心になって前に進めるといいですね。
テロは犯罪です。弱者にとっての自衛の一手段などとテロを認めるようなことをいう方々もいらっしゃいますが。弱者なら強い国の無関係な人たちを非戦闘地域で無差別に攻撃していいというのでしょうか。アメリカが憎いからアメリカ人ならなんでもいいから殺せ。殺したら大喜び! なんて、それはレイシズムとなんら変わらない。テロの解決は必ずしも戦争ではありません。テロリストを育てる下地を作らないよう法治主義の精神が育つよう、安定した政権を作って国民を教育していくことが一番大事です。それにはその国の国民の意識が変わらないと。テロは犯罪という認識をきちんと持てる法治主義で民主主義国家にいることをありがたく思います。 (2003/09/15(Mon) 18:34:13)
ミッコロ > >犯罪にはすべて戦争で解決すればいいということなら立ち小便してるだけでミサイル打ち込まれそうですな。(爆)
――すみません…。意見が違うからといって、こういう煽りのような言葉を返すのはお控えください。どうぞよろしくお願いします。違う意見を持つ人に対して真摯に自分の意見を述べることが、おっしゃっている「あらゆる国といい関係を結ぶという理想」の第一歩だと思います。 (2003/09/15(Mon) 18:45:46)
さんぽ > べつに気にしてませんよ。けどそれだと罪の重さが違うと思います。
ただ戦争は関係のない人々まで被害に遭うと言う事を考えないといけないと思います。 (2003/09/15(Mon) 19:39:05)
さとぴ > 何と言うか・・・。テロや戦争については、皆さんがいろいろおっしゃっていますし、おいらは何も言いません。
2年前のあの時に、たらたらでいろいろ意見を出させてもらいましたし。
おいらが思うことは、ここでこうして平和だとか宗教だとかについて皆さんがお話されているように、1人でも多くの世界の人々が権力に屈することなく、話し合い意見を出せる世界を作ることが必要なのでは無いか?という事です。
その為には、たくさんの人々がこうして話し合うことなのかも知れませんね。例え小さな小さな場であったとしても、そこから広く大きくなっていけたのなら、それぞれの宗教観・人種等と言った価値観の違いについて互いが理解しあい尊重しあえるような世界になるかも知れませんね。
権力よりも民衆の力が世界を変えられる日が来ることを祈ります。 (2003/09/15(Mon) 20:00:41)
ちょら > たぶん私が言うことじゃないところで、余計なことを言うのは気が引けるんだけど、すごく気になったのであえて…。みっこさんが煽りのような言葉という表現を使われてるけれど、私にはそうは思えませんでした。書いた人やレスを返された方が誰かということを抜きにして、一つの文章として何度も読み返してみたけど、私にはそう思えなくて…。何度も読んでて、私には「犯罪を戦争で解決と言ってしまうのは、ちょっと極端じゃないですか?」ということの問いかけと、それがどれくらい極端なことかを端的に言い表そうとした例に読めました。レス自体も、真摯じゃないとは思えなかったです。それこそ、意見の違いはいろいろあるでしょうが。だから逆に、煽るという言葉と、そのレスの文体のほうが気になってしまいました。私は書いた本人でないので、真意はわからないわけだし、レスを返された方の気持ちも私がどうこう言えることではないので、やっぱり私が言うことではないですが。ごめんなさい。でも、どうしても気になってしまいました。 (2003/09/15(Mon) 20:31:49)
森田友浩@元すえぞう > ところで、9.11の首謀者が誰で、本当にイラクに核兵器があったのか?少なくともオサマ.ビン.ラディン氏が、「俺が、やれと言った」とハッキリと言って無いと思うし、サダム元大統領も、「湾岸戦争以降、核兵器に手を出しました」とも言って無いはずである。個人的には、両者に出てきていただいて一言、「俺はやってもいませんし、やれとも言ってません」と言っていただきたい。最後の一文は、興味本位で言ったままですので、あまりつっこまないでね。 (2003/09/15(Mon) 20:43:13)
かわかんと > 先に書いたボクの最初の文はあまり固くなってもらうのが嫌で書いた、落語の『まくら』のつもりでしたが、煽りと取る人が一人でもいるとすれば書いたボクの責任ですから謝ります。軽率な表現ですみませんでした。ただ、その後の文章の中では誤解をされないように書いていたつもりなので、どの辺が不適切か指摘していただければありがたいですし、表現がいたらなければ謝ります。<ミッコロ
誤解があるとすればボクがアメリカの悪口を書いてるように思えるところだと思いますが、ボクは今までにもアメリカの人について悪く書いたことは一度もないつもりです。むしろ、ボクの会ったアメリカ人は非常にいい人達で、笑顔を絶やさず、困ってると見たら明らかな外国人のボクにさえ手を差し伸べる人たちであったことは以前にも書いています。ただ、ブッシュ大統領と一部の側近の言動は避難しています。アメリカ人はいい人達なのに、アメリカという国はおかしいと思っています。この辺の意味で真摯でないと言われたとしたら、それはボクの感じている意見なので訂正はしません。それほどひどい言葉を使ったとも思っていないです。
ついでに書いてしまえば、テロが明らかな犯罪であると同時に、戦争も犯罪だとボクは思っています。自衛のための戦争、と言う言葉をまたよく聞くようになりましたがこれは日本では戦後すぐの国会答弁で共産党(当時)の野坂参三の質問に対する吉田茂首相(当時)の答弁がすべてを物語っていると思います。(なぜか最近この時の答弁の話がニュースなどの話題にのぼるので、不安です。)この答弁ですべての戦争が自民党の党首自ら否定されたのですが・・・。人と人が競技以外でケンカすれば罰せられるのに、国と国の場合は許されるというのは変な話で、チャップリンが『殺人狂時代』で皮肉った話は今でも通用しているのでしょうか。国家元首が戦争になる前に納得行くまで話し合うという事が現実になることを願います、インターネットで多くの人が地球の裏からでも意見を言えるようになったこの時代だから。 (2003/09/15(Mon) 22:53:53)
みのり > 久しぶりに来たら、すごい白熱した議論が…(笑) (2003/09/16(Tue) 00:50:17)
こあら > う〜ん、私もかわかんとさんが茶々を入れたとか、煽りのような言葉を返したとは捉えなかったですよ。 (2003/09/16(Tue) 00:59:06)
花ちゃん > この前は、世界情勢に関係なく、「今思うこと」をもらしたけど、体調治ったところで今度は9.11について、正直な一言。忘れちゃいけない事件だけど、正直思い出すのがつらいです。 (2003/09/16(Tue) 09:46:17)
わかんないくん > 以前、一度イラク戦争が開戦になる前あたりに出席簿で書き込んだので、再度、同様の内容を書き込む事をためらっていました…、ただ、私自身もやはり私個人の見解を述べさせていただきますね。もしも、不快に思われる方がおられましたら、誠に申し訳ありません。
…私個人としては、あくまでも「戦争」は「対話」による外交問題解決の道が絶たれた際に取らざるを得ない「最終的な問題解決のための手段」であって、それ以上のものでも、それ以下のものでもないと考えています。
前述の条件を満たした上での「武力行使」は、暴力ではなく、やや乱暴な表現である事を承知の上で述べさせていただくならば、「犯罪行為を行う容疑者」を取り押さえるために用いられる「警察による武器使用」に類似するものであると考えます。ただ、このことは、大国同士による主義主張、利害関係から生ずる正面からの大規模な軍事衝突においてはその限りではありません。最も、冷戦終了後の現代においてはそうした大規模な軍事衝突の事態を想定する事は現実的とはいえないのかもしれませんが。対テロリズムの武力行使に関しては、前述のたとえになぞらえる事が可能かなと、あくまでも個人的には思っています。
また、「正義」と言うものを考えた時、これを論ずるのであれば、当事国の主観によるものであり、傍観者的、第三者的立場で語るべき問題ではないのではないかと考えています。正義を論じてしまえば、自らの命を捨てる覚悟のテロリストにも、信念に基づく正義があるはずですし。逆にいえば正義を信じられなければ、自らの命を自ら捨てることなど到底出来ないでしょうし…。一国の元首には、危険地帯に赴く兵士に自国の正義を説く義務さえあると思いますし…。
日本は、「テロリストに屈した国」という過去を持っています。
1977年9月、日本赤軍派メンバーによる、いわゆる「ダッカ事件」において、当時の福田赳夫首相(現内閣の福田康夫官房長官の父)は、「人命は地球より重い」と発言し、日航機ハイジャックにおける身代金600万ドルまで支払った上で犯行グループの要求をのみ、国際的に大きな非難を受けました。…「人命は地球より重い」…この有名な発言はある種ヒューマニズムに満ちた発言であるように感じますし、「事実」であるとさえ思います。当該人命の「当事者」、及び「当事者と強く関係を持つ方々」にとっては。もちろん、私自身も、身近な人や自身が生命の危機にさらされた際には、まずそう思い、おびえる事でしょう。しかし、一国の国民の生命と財産を守る義務を有する立場にある政治家、ましてや首相の発言としては、あからさまに不適切な発言であったように私は思います。政治家は、ただ一人でも「多く」の国民を守らなければならないのですから。現在の日本が抱える外交問題の中には、最近の民放の特番などでも明らかなように、この時の政府の対応のつけがまわってきていると思われるものがあることと思います。いかなる国よりも「平和」というものを尊ぶべき日本という国は、今後の混乱した世界情勢の中で、発言力を強めていくためにも、国際社会の平和へ貢献する独立国家としての道を歩む覚悟と政策を打ち出していくべきと切に思います。
反米感情に任せたかの様であり、およそ冷静とは思えない、対テロ戦争における一方的な米国叩きの論調を展開する新聞社やTV局などの大手メディアがあります。しかし、あえて疑問をあげるならば、なぜそうしたメディアは、アジア圏内の軍事大国である中国の人権弾圧の実態や、日本へ数十機もの照準をあわせているといわれる戦術核の存在を非難しないのでしょう…。アメリカの核のみに大きく反発する反核団体も同じ。
対テロ戦争において、米国が国連決議を待たずしてイラク攻撃に踏み切り、戦後統治が難航している現在、国連に対し強力要請を出す米国に対し、多くのメディアは米国を非難します。米国の行為は強引であったことは確かだと思います。しかし、なぜ米国がそうした強引な手段を取らざるを得なかったのか、その背景に厳然と存在する、国連(UN/連合国)の安全保障委員会常任理事国同士の歪ないがみ合いや、硬直した組織の問題点を十分に検証しようとする姿勢がみうけられないのは、なぜなのでしょう。
国家犯罪に対して、政治家がごくまっとうな事を述べれば「強硬派」「右派」といったレッテルが安易に貼られ、問題解決を図るどころか、問題を無かった事でもあるかのように扱ってしまおうとする政治家を「慎重派」などと称する、極めておかしな空気がこの国のメディアを包んでいるかのように感じます…。
ごく一部のメディアでは何かと叩かれている感の強い小泉首相…。しかし、私は、小泉氏が首相になってからの日本の国全体の動きを、メディアの論調というフィルターを通さずに見た場合、これまでの日本で先送りにされ続けてきたアンタッチャブルな問題が、次々に良い方向に動き始めているように感じます。
もちろん、楽観視できるものばかりではありませんが。上向きになりつつある経済の今後の更なる建て直し…、イラクへの自衛隊の派兵問題(自衛隊を派兵するのであれば、最大限に自衛隊員の方達の生命を守る事のできる、携行武器、武器使用などの法整備を行っていただきたいと思います。それが叶わぬうちは派兵には反対です。)等々。
最近、憲法改正の議論が活発化してきています。
被占領国の法律を変えることを禁じたハーグ陸戦条約※に反して、戦後GHQにより、憲法学者の存在しないメンバーで短期間に草案が強引に作成された、日本国民の意思が介入しない現行の日本国憲法は、この後どう改正されていくのでしょう。日本が、今後国連(UN/連合国)の安全保障委員会の常任理事国入りを目指すのであれば、集団的自衛権の行使は避けて通ることの出来ない問題になっていく事でしょう。そもそも、全ての国に行使する権限のある権利であるはずのものとは思いますが…。
また、それに伴う日米安全保障条約との関係も、どのように推移するのか、私達国民は注目すべき問題であるように思います。
…ここまでの内容では、米国擁護の発言に終始しているかのように感じられるかもしれませんね…決してそういうことではないのですが。
米国は、最近原子爆弾を投下した爆撃機を復元し、展示した上で日本の被害をまったく公開しないという、全くもって非難されるべき行動をとっている事実があります。これには、日本政府は断固として抗議すべきと思います。
最後に、先に述べさせていただいた事を繰り返しますが、私は、最終的な手段としての武力行使を否定しません。しかし、行為にあたっては、問題解決が不可能となる最後まで粘り強い対話による交渉、その他手段を尽くした後でのやむ終えないものであると思っています。
やたらに長い文章になってしまいました。ここまで読まれた方で、もしも気分を害された方がいらっしゃいましたらお詫び申し上げますm(_ _)m。
9.11のテロで亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

※第43条[占領地の法律の尊重]国の権力が事実上占領者の手に移りたる上は、占領者は、絶対的の支障なき限、占領地の現行法律を尊重して、成るべく公共の秩序及生活を回復確保する為、施し得べき一切の手段を尽すべし (2003/09/18(Thu) 20:40:17)
UNO > 長い発言は改行を入れるのではなく、発言を複数回に分けてスレッドが長くなるのを抑制するべきではないかと(^^;(下にも1行基本とあることだし) (2003/09/18(Thu) 23:37:49)
UNO > 殿堂入りして後ろにまわるのが嫌だと云うのであれば本末転倒で、そもそも殿堂入りはスレッドが長くなりすぎないように作られたもののはず。通常の発言だとちょうど良い長さで殿堂入りするようにしてあると思うし。 (2003/09/18(Thu) 23:39:09)
わかんないくん > 発言の分割の方は、単純に気がつきませんでした…。 (2003/09/19(Fri) 00:12:04)
わかんないくん > > 殿堂入りして後ろにまわるのが嫌だと云うのであれば本末転倒で、
…もしもそうした意図がある発言として受け取られたのでしたら、大変遺憾に思います。そうした意図は、まったくありませんでした。本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m。殿堂入りの目的も、単純に不勉強にて存じませんでした…。 (2003/09/19(Fri) 00:16:03)
ミッコロ > 「テロを犯罪と考えるなら、他に解決の方法がないと考えます。」…という意見の前の1行目に「暴力による解決が必ずしも正しいとは思わないですが」という前置きがあります。1行目と2行目の間には誰しもが持つ大きな苦悩があると思います。「なら立小便でもミサイルが飛んできそうですな(爆)」という応じ方は、相反する気持ちとやむを得ない気持ちで答え(意見)を出した人をも「立小便にもミサイル飛ばす」ような人であるかのような書き方だと思いました。しかし、私の勇み足だったようです。ごめんなさい。

アメリカ対テロ組織という構図で話をすると感情的にはどちらも同じという話になるのでしょうけれど…。どうも論点が食い違っているようですが、私が言ってるのは特定の国や組織のことではなく、テロと戦争の違いのみです。戦争は外交において最悪の選択ですし、当然それを回避するための外交努力を最大限するべきものです。ただ最悪の結果としてどうしても回避できなかった場合はルール(国際法)にのっとってやりましょうという妥協の上のコンセンサスがある。宣戦布告されたら自国の民間人を退避させるのも国の責任であり、無差別に民間人を攻撃することは罪にとわれます。それでも巻き込まれる民間人はいるわけですが。相手の国が国際法無視で民間人に銃を何百丁もばらまいて戦わせたり、自爆テロを推奨したりする場合、戦闘員と非戦闘員の区別して戦うことが難しくなり結果としてテロと同じではないかという意見が出るのも当然です。でも兵士たちはテロリストではありません。テロを犯罪としないのなら、世界は非戦闘地域だろうと民間人がいつでもどこでも命を落とす可能性がある最悪の混沌状態を許すことになります。世界の治安が守れなくなるのです…。一国家の問題ではありません。アメリカという一国家に対しての感情とは別な次元の話です。 (2003/09/19(Fri) 02:10:43)
みのり > わかんないくんへ 少し気になったので、幾つかレスさせてもらます。 (2003/09/19(Fri) 02:18:01)
ミッコロ > >長い発言は改行を入れるのではなく、発言を複数回に分けてスレッドが長くなるのを抑制するべきではないかと

…なるほど。私も思いつかないで長々と書いてしまいました…。 (2003/09/19(Fri) 02:18:09)
みのり > 「警察による武器使用」…躍る大捜査線のTVドラマで「日本の警察は、撃たれても撃っちゃいかんのだ」などという台詞があったのがとても印象的だったんだけど、ほんとに撃ちませんよね。ところが海外では、例えばアメリカの事件の特集などを見ていると、安易に発砲している警察官がおり、とても不安に感じてしまいます。
わかんないくんの「最終的な問題解決のための手段」という見解には理解ができるのですが、一口に警察官と言っても、一体どこの国のどんな警察官が理想的なのか…。国際問題を考える上で、それはとても重要なことなのではないでしょうか? (2003/09/19(Fri) 02:18:32)
みのり > うお〜!みっこりょ、こんばんにゃ!!(笑) (2003/09/19(Fri) 02:19:24)
みのり > また、"「犯罪行為を行う容疑者」を取り押さえるために"使用する割には、罪の無い人達に被害を与えすぎる。戦争で用いる武力行使は、警察のそれとは違い、国の機能を麻痺させて、犯罪者を見つけやすくする為のものですから、私個人的には、警察の武力と戦争の武力とは、あまり同一視したくないのが本音です。 (2003/09/19(Fri) 02:19:42)
みのり > >>最も、冷戦終了後の現代においてはそうした大規模な軍事衝突の事態を想定する事は現実的とはいえないのかもしれませんが。

いや、冷戦だけが対立構造ではないと思いますよ〜(^^;;
中東問題は昔からありましたし…。政治は生ものです。対立構造なんて、いくらでも形を変えて生まれ得るものだと思います。そんな時、わかんないくんがおっしゃる通り、対話で解決して行ける世界こそ、「平和」な世界であると思います。意見の対立は、独裁国家で無い限りあって当たり前なのですから、それ自体は問題ではないのです。対立が起った時に、どう対処していくか…。そこに人間(指導者)の真価が問われるのだと思います。 (2003/09/19(Fri) 02:20:21)
みのり > >>戦後統治が難航している現在、国連に対し強力要請を出す米国に対し、多くのメディアは米国を非難します。

これは、始めに国連が「私達が主体となってやります」と言ったのを、「この戦争に勝った国が統治すべきだ!」と突っぱねたのがアメリカで、都合が悪くなってから「やっぱり国連に出てきて欲しい」と都合良く態度を変えた所に問題があったからです。アメリカが自称する"国際警察"であるならば、本当に国(アメリカ)の利害が関わらない形でイラク再建を目指すつもりなら、やはり国連と協調しつつ、イラク再建を果たすべきでした。(殊に、中東の人達は「フセインは嫌いだけど、アメリカはもっと嫌い」だったわけですから、その辺りの国民感情を読み誤ったブッシュの政策は、失策と言って過言ではないでしょう。武力は、人の命を奪い、国を麻痺させることは可能ですが、人の心(信念)までは変えることはできません。人の心を変えられるのは、やはり、人なのです。) (2003/09/19(Fri) 02:20:54)
わかんないくん > こんばんはです! (2003/09/19(Fri) 02:21:24)
みのり > >>被占領国の法律を変えることを禁じたハーグ陸戦条約※に反して、戦後GHQにより、憲法学者の存在しないメンバーで短期間に草案が強引に作成された、日本国民の意思が介入しない現行の日本国憲法は、

日本国憲法は始め、マッカーサーが日本人に対し、草案を出すよう要請を下しました。そして幾度もその草案に目を通し、「もっと民主的な憲法にしろ」とマッカーサーから注文が下ったそうです。ところが、いくら草案を書かせても、なかなか民主的な草案にならない…。占領政策において、法律の整備が遅れるのは致命的である。しびれを切らしたマッカーサーは、アメリカの法律家達(と記憶している)に、日本国憲法の草案作成を命じるに至ったのです。
(実際にマッカーサーに草案を出していた日本人が証言していました。彼らは政治・法律に関心を持つ(または携わる)方々で構成されていたようです。戦時中から、日本国憲法の草案を、自分達で作っていたとおっしゃっていました。局と男性の名前は忘れてしまった…。ごめんなさい。)
わかんないくんは、このような経過を承知の上で、このようなことを言われているのでしょうか?
先の世界大戦における日本国憲法作成については、マッカーサーが草案を作ったことがいいか悪いかは別として、「日本人が出した草案よりも、GHQが作った日本国憲法の方がずっとマシだった」と、私は考えています。(民衆に、人権の光が当ったのですから…。) (2003/09/19(Fri) 02:21:43)


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